「台湾プロ野球選抜との壮行試合（１日、ヤフオク）も見たが、３回で６三振を奪ったようにＭＬＢ球を自由に操れている。
特に彼の武器である落差のあるシンカーは左の強打者に効果的。
フォークのような落差で左打者の外角に鋭く逃げていく。
メジャーの実力ある打者でも彼のシンカーは簡単には打てないはず」
ポイントはまだある。同スカウトは「日本のＷＢＣ初戦を託されたように、メンタル面も非常に強いと聞いている。
年齢的にも今が一番ピーク。まだメジャー行きを強く意識していないようだが、
本人が『行きたい』と言えば、間違いなく複数球団が獲得に動くだろう」と明かした。
石川は今季でプロ４年目。海外ＦＡ権を取得するにはまだ５年以上を要するが、
あるパ・リーグ関係者は「親会社の動向次第では移籍可能」と見る。